お陰さまで、大盛況のうちに“東京描写”を終えることができました。
ご来場いただいた皆さまからもいろいろなご意見、ご感想を頂き、大いに力づけられました。
心から御礼申し上げます。
今回の個展“東京描写”は、北青山という場所だったこともあり、世界的なFASION最前線として注目される原宿・青山を描きました。制作を進めていくうちに、日本では都会をテーマに水彩で描く作家が少ないことに気付き、敢えて街、人、夜、雨といった水彩画では比較的敬遠されがちなテーマに取り組んでみようということで、今回の大きなテーマとしました。
描いてみて、やはりそれぞれがとても難しいテーマであることを改めて感じたと同時に、その難しさゆえの“深さ”“醍醐味”“描き甲斐”に惹かれる気持ちが芽生え今後の大きな目標となりました。
会場のあいさつ文でも書いた通り、まだまだ私自身“伸び盛り”と信じ、新たな挑戦をしながらがんばっていこうと思っています。
皆さんあってこそ絵を描き続けられることに感謝しつつ、さらに修行を続けてまいりますのでよろしくお願いいたします。
2009年12月吉日 笠井一男
おまけ↓しばらく見ててください。あれ?人が!
水彩堂スタッフです。
本日、「東京描写」無事に終了しました。
本当にたくさんのご来場ありがとうございました!
後日、笠井氏からのコメントや写真の方もアップしますのでお楽しみに!
水彩堂スタッフです。
いよいよ明日まで!
今日は若い世代に人気のイラストレーター
MURASAKIさん(写真左)が訪れてくれました!
レゲエなどの音楽のCDジャケットデザインやTシャツなどのデザインなどなど、多方面で活躍中です。
若い世代の方に見て頂けるのはとても嬉しいですね。
右は笠井氏とパルコ時代からの付き合いの石井志津男さん。
明日、最終日は15:00までとなっていますのでご注意下さい。
水彩堂スタッフです。
写真で少しお見せ致します。
目印はこの看板です!
ギャラリーの前をガチャピンとムックが通り過ぎました!
笠井氏の作品のポストカードも販売しています。
のこり2日。まだの方はぜひ!
水彩堂スタッフです。
本日3日目。連日たくさんのご来場ありがとうございます。
16(水)まで開催していますのでご来場お待ちしております。
写真なくてすいません。。
水彩堂スタッフです。
さきほど設営が終了しました!いよいよ明日から開催です。
笠井氏が描く東京とは?ぜひともご自身の目でご覧になってください!
たくさんのご来場お待ちしております。
12.8.2009
表参道のイルミネーション!!!
笠井です。
なんとか表参道の夜景を描き上げました。透明水彩で夜景を描くのは本当に難しい。でも、楽しい。ヘッドライトやテールランプやイルミネーションのきらめきが、雨の路面に映って魅力的な“劇場空間”になるといいなぁ・・・と思って描きました。そして、描きながら気が付きました。雨の日は光が倍になるということに!63000個の表参道イルミネーションも、雨の日には126000個になるということに!いいおやじがアホでしょ?でも私には大発見です。雨の情景、しかも夜景をもっと描きたくなりました。もうすぐです。ぜひ来てください。そして、ご意見きかせてください。私は曜日によっては午前から、それ以外も午後以降はギャラリーにいるつもりです。皆さまのご来場をお待ちしています。
水彩堂スタッフです。
個展の情報が山梨県の「山梨日日新聞」にてこんなに大きく取り上げていただきました!ぜひとも山梨県の方々、見て頂ければ思います。
水彩堂スタッフです。
いよいよ一週間きりました。
昨日、個展の打ち合わせも終え、笠井氏もいよいよ追い込みをかけているようです。
素晴らしい作品が揃ってきていますのでぜひとも皆様のご来場お待ちしております。
夜の表参道はイルミネーションがとても綺麗ですので個展のついでにぜひそちらも。
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スケッチポイントを東京描写MAPに追加しました。(20番21番です)
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笠井です。
表参道のイルミネーションが11年ぶりに復活しましたね。まだネットでしか見てないんですが、大通りのけやきに63000個のLEDもすごいし、真っ赤なDiorが印象的ですね。前から飾ってあるVuittonのカラフルなウインドウも気になります。その前に置いてある車や通りがかりの人がシルエットになってとてもおしゃれです。これは水彩向きの題材ではないかもしれないけれど、挑戦してみようかな。個展まであと10日を切ってしまいました。なんとかがんばって描いてみようと思います。それらしい作品が会場になかったら『失敗したのね』ということで口に出さなくていいので笑ってやってください。
ところで、私の故郷の山梨日日新聞朝刊に私の個展の記事が載ったようです。何年も連絡のなかった友人から電話があったりして驚きました。うれしいですね。
笠井です。自画像は絵描きなら一度や二度は描いていると思いますが、私は描いたことがありませんでした。なんというか、自分が一番難しいと思ったからというとなんだかカッコいいですが、ただ単純にきっとうまく描けないしナルシストっぽくていやなだけだったんだと思います。描いてみるとやっぱり想像以上に絵にならない。昨日1枚描き『気持わりぃ…』と一人ごちてやぶって捨て、今日再挑戦。アトリエの蛍光灯を消して照明を調整しながら鏡をみている自分に笑ってしまいながら、なんとか描きました。でも、出すかどうかは当日の気分次第です。もう一枚、“裏原”がどうしても感じが出ないので、これも描き直してなんとからしくなったかな。表参道があっても裏原の雰囲気もないと片手落ちですから。
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スケッチポイントを東京描写MAPに追加しました。
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朝から雨なので自転車は置いてバスでアトリエへ。バスの中から外を眺めて、雨の日がこんなに興味深いということに改めて感激しました。雨の日は雨の日の楽しみ方があるものですね。特に路面に映るテールランプやウインカーの点滅は美しい!ということで先日描いた“雨の表参道”の制作過程をお見せしちゃいます。下塗りをだいたい済ませけやき並木を描き始めたところ。この後どうなったかは会場で。
で、今年から表参道のX'masイルミネーションが復活するのを思い出し、描きたい衝動に駆られています。ただ、12月1日からということなので、会期までに納得したものが出来るかどうか。水彩で夜景は難しいからなぁ。
10cm×10cmの小さい作品で“雨の日の車”を描いているうちに、雨にむせぶ表参道を描いてみようという気になりました。
以前取材して撮ってあった写真(晴れの日)を参考に、雨を降らせ、路面に映るライトで演出してみました。小品も展示しますので、『あぁ、これがあの絵の元なのね。』という程度に気楽に見てください。大きい方(と言ってもF10号ですが)は会場で見てください。その元の小品を少しだけ…。
F10号の方は、昭和歌謡風に“雨の表参道”という題名にしようと思います。水彩堂スタッフには『“雨の御堂筋”みたいですね。』と笑われますが、私としては絵も題も哀愁漂う昭和歌謡風のつもりだったので『その通り!』って感じです。
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スケッチポイントを東京描写MAPに追加しました。
東京描写カードの設置店(原宿、青山近辺のみ)も追加しました。
この地図にのっていない原宿のお店や渋谷、中目黒、代官山などにも設置してあるお店がありますので探してみてください。
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青山にあるひと気のない立派な洋館。水彩堂の事務所の近くなんですが、水彩堂スタッフも人が出入りするのを見たことがないし、夜になっても電気もついていないと
のこと。豪華な門扉と鉄柵に守られ威風堂々の容姿が、逆に不気味ささえ醸し出しています。建物はとても手が込んでいて、庭に放置された花器や彫像もかなりいいモノのように見えます。横浜の山手辺りにあるのなら特に不思議ではないですが、青山の裏になぜ? 東京ってこういうところがけっこうあるんですよね。でも本当は何なんだろう。誰か教えて!
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スケッチポイントを東京描写MAPに追加しました。
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11.11.2009
VOICE、東京描写MAP追加
こんにちは、水彩堂スタッフです。
VOICEのコーナ更新しました。
作家・脚本家として活躍する梅田みかさんよりコメントを頂きました。
最新著書「主婦の掟」が発売されたそうです。ぜひとも見かけた際はお手に取ってみて下さい。
作品で描いたスポットを東京描写MAPに追加しました。
11.10.2009
永山さんにそう言われたら…。
笠井です。
先日のVOICEのメッセージで永山さんにそう言われたので調子に乗って描いています。
まだ途中なんですが部分はこんな感じ。左の若者が気に入っています。もちろん彼のために描いたので、題名もそうなっています。
でも、やっぱり“にんげん”って難しい。ただ形として見たって人間にならないもんなぁ。
一人の人格に迫るような絵を描こうと思ったら、それこそ寝食ともにして理解しないと描けないということになりかねない。
私のはそんなに重くないので気楽に描いているものの、やっぱり“らしく”ないと気持ち悪い。だからやり直すんだけど、なかなか思い通りにはいかないんだよねぇ。
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VOICEコーナー更新しました。
新宿ギャラリートーニチのスタッフ、久保田さんから頂きました。
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笠井です。
すごい方々からVOICEコーナーにメッセージを頂き、“ヨイショ”と知りつつなんだか有頂天です。
さて今回、原宿・青山を描いていて気が付いたことなんですが、キーワードは“ハット・リュック・チャリ”です。本当に多い。当然絵の中にもたくさん登場してきます。そうしないと原宿・青山の感じがしないんだからしょうがない。こんなに定番になっているとは知りませんでした。以前PARCOという会社にいたんですが、同じ社内に雑誌ACROSS編集部があって、渋谷・原宿を中心に“定点観測”というのをやっていました。(今も『WEB ACROSS』でやっています。) FASION TRENDを同じ場所で“観測”して流行りを数値化しようという試みです。これは当時とても新鮮で、いろいろな業界からデータを求められ話題になりました。私はPARCOという会社から “街の見方”を教えてもらったんだと思います。今回それが活かせた気がします。
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トップ画像になっている、作品のスポットを 東京描写MAPに追加しました。
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こんにちは、水彩堂スタッフです。
VOICEのコーナ更新しました。
今回は、ホンダステップワゴンのTVCFやSMAPのアートワーク、ユニクロの広告キャンペーンなどで活躍するアートディレクター/クリエイティブディレクターの佐藤可士和 さんよりコメントを頂きました。
笠井です。
展覧会の前、描きながらいつも思うこと。『こんなものを人目に晒していいんだろう
か!?』
自信がないとか、恥ずかしいとかとはちょっと違う、スッポンポンで表参道を歩いて
いいかどうかみたいな感じかなぁ。。。
佐藤卓さんがVOICEで指摘していることは、まさにこの感覚なんじゃないかな。全部
見えちゃうんですよね。
だから、見せたいのと怖いのと両方の感じがいっしょに並んでる。できるだけ癖とか
がんばったところを見せたくないという気持。
手の痕跡を残さないように、『私が描いたんじゃなくて、なんか自然にできてた。』
みたいなのが理想と思いながら、悪戦苦闘して、癖だらけで、スッポンポンの絵を描いています。
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VOICEコーナー更新しました。
コピーライターとしてお馴染みの糸井重里さんよりコメントを頂きました。
作品で描いたスポットを東京描写MAPに追加しました。
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こんにちは、水彩堂スタッフです。
VOICEのコーナ更新しました。
画家の永山裕子さんよりコメントを頂きました。
ぜひともご覧下さい。
こんにちは、水彩堂スタッフです。
VOICEのコーナ更新しました。
DVD「永山流 水彩画法」の共同プロデューサーである富岡さんと同じくDVD「永山流 水彩画法」で撮影・編集をして頂いた映像ディレクター上山さんよりコメントを頂きました。
ぜひともご覧下さい。
笠井です。
いくら自然に抗っても、所詮人間の(自分の)力でできることには限りがある。
だったら自然の力を最大限使わせてもらって絵が描けたら、少しは自然に近づけるんじゃないか。
自分の腕(筆)ですべてを支配しようとした途端、透明水彩絵の具はすねて自ら汚れ始めます。絵具、水、紙、風、重力… こんな偉大な“ちから=神”と仲良くできたら最強ですね。ちなみに私は無宗教です。
原宿に行ってきました。
思った以上にすごい人出で、表参道の歩道は歩くのも大変なほど。ちょっと描ける状況ではないなぁ。GAPがある交差点のベンチがすこし空いたのを見計らって、極々簡単なスケッチと写真を撮ってきました。そのうちに、この人波を描きたい気分になってきたので、これと今までのスケッチなどを参考に再構成してみたいと思います。
3時過ぎの斜光(逆光)を遮って行き交う人波とその影がとてもきれいでした。
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10.26の日記に出てきた作品の場所を東京描写MAPに追加しました。
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10.27.2009
VOICE、東京描写MAP追加
こんにちは、水彩堂スタッフです。
VOICEのコーナ更新しました。
笠井氏とも古くからの付き合いで、現在も尚、「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などのパッケージデザインやアートディレクションを中心に活躍するアートディレクター佐藤卓さんよりコメント頂きました。
笠井氏の横浜画塾の日記にも登場したハンバーガーSHOP「THE GREAT BURGER」を東京描写MAPに追加しました。
笠井です。これは17cm×17cmと小さい作品なので、大まかに描くしかありません。こういうザックリ感はけっこう好きなので、小さい作品も多くなりそうです。それから、先日掲載したフレンチブルドックはおかげ様でとても評判がいいので、もう少し違うのも描いてみて他の作品との兼ね合いを見てから、“東京わんこ”という形で出品するか決めたいと思います。一応、前向きに。さぁ、そろそろ大きいのも取りかからないとな。エンジンかかってきた。
10.22.2009
VOICE、東京描写MAP追加
こんにちは、水彩堂スタッフです。
VOICEのコーナ更新しました。
笠井氏とも交流のある編集者の広瀬さんよりコメントを頂きました。ぜひご覧下さい。
下記の日記に出てきた「Napule」を東京描写MAPに追加しました。
10.20.2009
パワーをもらって、刺激を受けて。
笠井です。
先日、銀座で西丸式人先生の展覧会を見てきました。切れのいい作品がずらりと並び、飾りきれない作品が壁に立てかけてあるほどでした。
いつもそうですが、西丸先生の作品を見るとなぜかすごく力が湧いてきて、『俺も描きたい!』という気分になります。今回も個展に向けて気持ばかりが先走っていたのですが、『まず手を動かさなきゃ』と目が覚めました。そして、その後、永山さんと水彩堂スタッフで会食。青山のNapuleというイタリアンのお店を水彩堂の富岡さんが押さえてくれたので、とても美味しいワインとパスタ、ピッツァを食べながら私の個展の話や来年の構想など、前向きなお話ができ大いに勇気づけられました。
で、今日は朝からやる気満々というわけです。風景はまだ構想中なので、人物と犬を描いてみました。この犬、出すかどうか迷っています。他の作品ができてきたら考えよう。
10.16.2009
VOICEのコーナーが始まりました!
笠井氏にゆかりのある方々から、東京描写にむけて様々なコメントを頂いております。
VOICEのコーナーにて随時ご紹介していきますので、お楽しみに!!
第一回目は、東京描写を開催する、ギャラリーコンセプト21のオーナーである大野さんより頂いたコメントをご紹介しております。