今、水彩画ファンの間で圧倒的な人気を独り占めしているのが画家・永山裕子です。注目すべきは、特に中高年の女性ファンが押し上げたカリスマであるということです。 どの団体にも所属せず、インディペンデントな活動を続け、絵の力だけで支持され続けている作家なのです。 彼女の展覧会では開場前から全国各地からの購入希望者が並び、出展作品70〜80点が初日でほぼ完売するなど、その人気を裏付ける例は枚挙の暇がありません。(ちなみに昨年、セントラル美術館で行われた個展の入場者数は1日平均600〜700人)みんな、『永山裕子の世界』が気になってしょうがないのです。彼女が著書で紹介した絵具が異常な売れ行きを示すのも当然のことでしょう。すでに“永山裕子ブランド”が確立していると言っても過言ではありません。 永山裕子の創作の過程や秘密、その魅力の全てを描いたのがこのドキュメンタリー映像全3作です。 大塚アトリエ主宰 1963 東京に生まれる 1985 東京芸術大学油画科卒業 安宅賞・大橋賞を受ける 1987 東京芸術大学大学院(彼末 宏教室)修了 現在 武蔵野美術大学 油絵科非常勤講師 永山裕子 オフィシャルホームページ |